留学特集
2015.08.28

音楽留学で知っておきたい主要な3つの留学先

国によって様々な特徴のある音楽留学ですが、具体的にどんな特徴があるのかということになると意外に知られていないのではないでしょうか。最近はアメリカの音楽留学も勢いがあり、そのあたりの事情をふまえてアンドビジョン株式会社の八代悠子さんにお話をうかがいました。

音楽留学定番の3つの留学先。学費面や教育レベルなどそれぞれの特徴と魅力

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音楽留学で定番と言える留学先は3つに分けられます。まず、ドイツと隣接するオーストリアは国は違いますが、音楽留学では同じような特徴を持つ留学先です。そして、アメリカ、フランスがあります。アンドビジョン株式会社の八代悠子さんに伺ったお話を元にまずは各留学先の特徴をまとめてみましょう。

◇ドイツ・オーストリア

ヨーロッパは学費が安いことが大きな特徴としてあげられ、ドイツ・オーストリアも費用の安さは魅力です。国立や公立の学校の中には授業料が無料(登録料は必要)という学校もあります。平均的な授業料は年間で17~26万円程度、私立でも50~100万円程度です。例えばこれがアメリカだと公立でも年間120~140万円程度が必要だといわれています。 専攻の楽器で人気なのはピアノ、フルート、バイオリンなど。公用語はドイツ語で、実技試験の他にドイツ語の資格も問われます。

◇アメリカ

最近勢いのある国がアメリカ。専攻としてはピアノ・声楽・ジャズなどが人気です。公用語が英語だということも選ばれるポイントのようです。 学費が比較的高めに設定されている傾向にありますが、アメリカの私立大学は先生の質が高いこともあって多くの方が受験を希望しています。 学校の種類も大学の音楽学部から専門音楽院までと多様。クラシックの専攻が多い他の国と比べて、ジャズ・ポップス・ロック・音楽療法などと幅広いジャンルを学べることも魅力です。

◇フランス

フランスではピアノ・バイオリン・フルートなどの木管楽器に加え、金管楽器、声楽などを志す方が多く集まります。 パリとリヨンにある国立高等音楽院(CNSM)は難易度が高いですが、高レベルの教育が受けられることが評価され、毎年応募が殺到しています。フランスの音楽院は年齢制限があるため、ピアノやバイオリンなどの人気の専攻は日本の大学在学中までに申し込みが必要です。

長期留学であれば、年単位の時間を留学先の国で過ごすことになります。実際行ってみたものの、「望んでいたものと違った」「生活習慣が合わなくて音楽を学ぶどころではない・・・」という事態に陥らないためにも、国選びは慎重に行いましょう。 近年は長期留学の下見や、沢山の時間を確保できない方に向けた短期留学の需要が増えてきているようです。

今、留学のトレンドは『プライベートレッスン』

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国別の特性を踏まえたうえで、最も気になるのが講師選びですね。 八代さんによれば、上記にあげた国を中心に、短期留学の中でも特に人気を集めているのがアンドビジョン独自のプライベートレッスンである、『特別プログラム』なのだそうです。 このプログラムの最大の魅力は、ご自身で講師が選べること。しかも、その講師のマンツーマンレッスンが受けられるのです。アンドビジョンが世界中で提携している講師は、現在500人以上に上り、時期や期間を指定することができるので、スケジュールに合わせて自分だけのプランを設定することも可能です。公開レッスンと違って周囲を気にすることなく、より細かい指導が期待できることもメリット。大きな都市では通訳を手配することができるので、現地の言葉が話せなくても安心です。 講師の先生の例としては、ドイツでは音楽大学の教授やオーケストラ楽団の奏者、ベテランのピアニストなど。オーストリアではウィーン国立音楽大学の教授、ウィーン交響楽団の奏者。フランスではパリ管弦楽団の奏者、名門オーケストラで実績を築いてきた音楽院教授、オペラ歌手。アメリカでは毛色が変わり、クラシックの他にもジャズピアニストや現役ミュージシャン、有名作曲家など、それぞれの楽器のエキスパートが受講者の方々を待っています。 講師の方を選ぶポイントとしてはなによりも、講師の演奏が好きだということがあげられますが、人づてに評判を聞いて選ばれる方もいらっしゃるそうです。

まずは思いをぶつけてみて!

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国によっても講師によっても様々な特徴の違いはあるものの、どこに留学しても変わらないのはやはり留学によって得られるものが大きいという事。 名だたる音楽家が生きていた街や場所を見ることが良い刺激にもなり、そこから想像が膨らみ演奏に生かせることも多いそうです。本場の音楽に触れたことで、帰国後に「音が変わった」と言われる方も多いそう。 また「自分の意見をはっきり発言しないと、存在していないのと同然という扱いになってしまう」という声も多く寄せられています。遠慮がちな日本人には難しいことかもしれませんが、できるだけ多くのことを吸収したいという思いを強く持っていただきたいですね。それがあればこの点は自然に改善されていきますし、帰国後に一回り成長した自分を実感できるはずです。 また、受講したい先生が決まっていないならば、夏期講習もおすすめ。 夏期講習がプライベートレッスンと違う点は、『様々な講師のレッスンを見学できる』という点です。レッスン自体は一人の先生からしっかり指導してもらいつつ、それ以外の時間は別ルームで他の受講生がレッスンを受けている様子を自由に見学できるのが特徴です。 最近では趣味で短期留学する方の割合は全体の4割にも上り、同時に観光を楽しんだり、旅行がメインで+αで夏期講習やプライベートレッスンを取り入れたりとその自由度を増しています。 今、世界中でどんどん受け皿が広がっている音楽留学。悩んでいても、興味があるならまずはその思いを専門家にぶつけてみてはいかがでしょうか。

※取材協力・写真提供/アンドビジョン株式会社 八代悠子さん

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