留学特集
2016.02.18

音楽三昧の充実ステイに人気が集まる音楽留学

「音楽留学」。ひと口に音楽といっても、クラシックやジャズ、ロックなどジャンルはさまざま。さらに、バイオリン、ピアノ、ギター、ドラムといろいろな楽器が使われるほか、声楽やボーカルなど楽器を持たないものもあり、選択肢は多岐にわたります。大野さんの語る、音楽留学で希望をかなえられるレッスンを受けるコツとは?

自分に合った個別プログラムが魅力

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 音楽の道でプロを目指す人にとってはもちろん、個人の趣味としても、より技術をブラッシュアップしたい人向けの音楽留学への人気が高まっています。「プログラムは短期から長期までさまざまな種類がありますが、年間を通して高い需要があるのは、お稽古感覚で留学ができる特別プログラムですね」と音楽留学を多く手がけるアンドビジョン株式会社の大野萌さんは言います。  特別プログラムとは、希望のジャンルの講師からマンツーマンのプライベートレッスンが受けられるプログラムで、講師とのスケジュールさえ合えば、時期や期間などは自由に設定できるもの。問い合わせが多いのはピアノ、ついでバイオリンだそうです。「こちらでは、ピアノ講師だけでも約90名、その他の講師も200~300人と契約していますので、さまざまなご要望におこたえできます」とのこと。1回のレッスンは60~90分で、週に3日というパターンが基本。もちろん、休みが短期間しか取れない場合など、講師との調整がつけば毎日のレッスンという設定も可能です。一日のスケジュール例としては、午前中は語学学習のコースを取り、午後に音楽のレッスン、その他の自由時間は練習に当てたり、コンサートなどに通うといった、充実の毎日を過ごすことができ、音楽を志す人にはとても魅力的なプログラムです。滞在はホームステイが多く、フラットシェアと呼ばれる、家庭の一室を借りるいわば下宿のようなスタイルもよくみられます。英語圏以外の国であっても、特にヨーロッパの場合は、英語が話せる家庭が多いので海外生活も体験できて大変お勧め、とのことです。  参加者はプロでありながらより技術を磨きたい方、音大の学生さんでプロを目指している方などはもちろん、主婦の方も多いとか。「かつて音楽をやっていた方が、子育てが一段落したのでもう一度取り組みたいといって参加するケースも増えてきています」。

人気が高まる講習会

 特別プログラムのほかに、人気が出てきているのが講習会。「反響が大きかったのは、年末年始に設定した、ピアノ、バイオリン、声楽のコースですね。講師にウィーンフィルハーモニー管弦楽団の首席バイオリニストやウィーン国立音楽大学の教授などを迎えました。あのフランツ・シューベルトの末裔であるゲラルド・シューベルト先生もレッスンをしてくださり、参加者の方は大変喜んでくださいました。また、希望者は受験対策としてドイツ語での音楽理論レッスンも受講できるなど充実した内容になっています」。これからの時期には、夏休み向けの講習会が設定され、更に注目度が高まっているようです。講習会といっても、大勢がいっせいに授業を聞くという形ではなく、講師が複数の生徒を、個々に指導するスタイル。個別ではなかなかレッスンをとれない人気の講師の教えを受けられることも魅力ですし、他の人の受けている指導を見聞きすることで得られることもたくさんあります。個別のプログラムに参加する前に下見を兼ねて、あるいは、雰囲気を知っておきたいという方の参加も多いとのこと。特に、長期の留学を考えている方にとっては、現地でのレッスンの進め方などを実際に体験できるので、自分自身のプログラムを考えるにあたっても、不安や疑問が解消されるなど大きなメリットがありそうです。  また、新たな取り組みとして、ウィーン国立音大教授のシュテファン・モラー先生やパリ国立地方音楽院のピエール・レアク先生といった一流の講師が来日する際、日本国内で公開レッスンを設定することもあるとのことですので、留学前に参加してみるのもおすすめです。

多岐に広がるジャンル

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 音楽留学の人気は、これまでのところやはりクラシックが圧倒的に多く、当然のことながら、渡航先もヨーロッパ、特にオーストリア、ドイツに人気が集まるとのことですが、希望ジャンルはどんどん広がっているとのこと。たとえば、クラシックでも、ピアノやバイオリンだけでなく、声楽やチェロなども人気。また、クラリネトやフルートなどの管楽器などの需要もあります。さらに、ジャズも注目度が高まっているジャンル。ジャズについては、ピアノだけでなく、ドラム、ベース、サックス、ヴォーカルなどを本場のアメリカで学びたいという人が増えてきているそうです。また、ロックギターなどのレッスンにも参加を希望される方がいるとのこと。このほか、DJやレコーディング技術など、演奏者以外の分野でも専門的な音楽の知識を学びたいという希望が出てきているそうです。クラシック分野ではほとんどの参加者が女性とのことですが、ジャズやロックなどのジャンルには男性の参加者も増えているとか。大好きな音楽にたっぷり浸れて、プロの道へもつながる音楽留学はこの後もますます人気が高まり、プログラムも充実していくことでしょう。

※ 取材協力・写真提供/アンドビジョン株式会社 大野萌さん

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