留学特集
2016.02.15

看護留学で日米両方の良さを吸収し国際派看護師を目指す!

日本の正看護師の免許と経験を生かして海外の免許を取得しようと、看護留学する看護師さんが増えています。とはいえ、“現地の資格を取得するにはどんな手順を踏むの?”“資格取得後の進路は?”“英語力に自信がないけれど”など、不安もいっぱい。そこで、アメリカンメディカルインスティチュート日本事務局の中村明さんにご協力いただき、アメリカでの看護留学についてご紹介します。

看護試験対策校で6~12ヵ月みっちり勉強して合格をめざす

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「アメリカでは看護師資格は州ごとに試験を受けて取得することになりますが、専門学校や大学で勉強をした後、受験して合格すれば資格取得というのは日本と同じ。ただ、日本で正看護師の免許をもっている人は条件があえば直接試験を受けられるので、学校へ通うのに比べて費用も留学期間もかなり少なくて済みます」と教えてくれたのは、アメリカンメディカルインスティチュート(AMI)日本事務局の中村明さん。AMIは、そのアメリカの看護師試験対策を専門とする専門学校です。  AMIへの留学生のほとんどが、6~12ヵ月の留学。費用も、授業料はもちろんのこと、交通費やおこづかい、携帯電話代などの生活費や航空券も含めても230~300万円程度です。「基本的に6ヵ月で合格をめざすプログラムなので、1年間の留学予定の方でも、半年で合格して、残りの期間はインターンシップや就職活動などに充てる方が多いです。また、試験は毎日行われているので、好きな時に予約して受験。“6ヵ月のカリキュラム修了後、まだちょっと自信がないから、試験は2ヵ月後”というように、ご自分の都合に合わせて受験日も決められます」。  試験では実技はいっさいないため、AMIの授業も座学のみ。「午前中は英語のレッスン、午後は看護の授業を、内科、外科、精神看護、小児科、産婦人科など、コマ単位で選択して受講します。また、試験対策校ということで、試験で点を落としやすい科目にも重点的に力をいれています。特に看護管理は、日米で法律もシステムも違うので、日本人には難しいですね。試験でも、キャリアや年齢に関係なく、そうした日米の違いをしっかりと押さえた方が合格しています」。

日米それぞれの看護の良い所を吸収してスキルアップ

「病気は同じなので、半分以上は日本で学んだこととダブっています。ただ、専門分野はアメリカの方が細分化されているし、薬や研究もアメリカの方が先へ行っていますね」と中村さん。でも、逆に日本の方が合理的で良いと感じることもあるとも言います。「例えば、申し送りの仕方にしても、アメリカは音や書面で残しますが、日本では集まって口頭で伝えるのが普通。どちらが優れているかではなく、それぞれに良さがあるので、そうした文化の違いを体験し、両方の良さを吸収して、より高いレベルの看護師をめざしたいという方が多いですね」。  給料や待遇の良さやしっかりとしたキャリアアップの仕組み、サービス残業のない働きやすさなどから、アメリカでの就職を希望する人も多いそうですが、ビザの問題があるので、現地就職だけが目的というのは難しいとのこと。「アメリカの看護を身につけた上で日本に帰ってスキルアップという方や、国境なき医師団などに入って活躍することを目標にしている方、また、アメリカの大学や大学院で研究をしたいので、入学するために看護師資格が必要という方も。特に外科の研究では最先端をいっていますし、日本にはない分野の研究がおこなわれていることもありますから、研究目的の方はけっこういらっしゃいますよ」。

普通の語学研修とは比較にならないほど英語を使う環境

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 授業は、9時から昼食をはさんで6時まで。「帰宅後も予習復習などがありますから、かなりハードだと思います。学校によっては自習が多いところもあるのですが、それだと試験は通っても面接で話せなかったり、それに看護師はもともと話すのが仕事のようなところがあるので、実際に何も役に立たないということにもなりかねません。そこで、AMIは10名弱の少人数クラスで、徹底的に英語を話すことを重視しています。なまじっかの英語学校よりも英語を話す環境です」。  というと、最初から英語力が必要なように思えますが、「看護師さんは忙しいので、出発まで英語の勉強どころではなかったという方がほとんど。中にはTOEIC300点なんていう方もいらっしゃいましたが、そういう方でも、“昨日何をしたか”ということは話せなくても、仕事のことになると不思議と話せるんですよね。野球とかビジネスなどで渡米する方もそうだと思いますが、英語力が先ではなくて、大事なのは頭の中にその分野の絵がしっかりと描けているかなんです。ですから、看護に対する熱意のある方なら大丈夫。看護師以外でも、介護福祉士の方が医療英語を学びたいと留学したりというようなこともありますよ」。より広いフィールドを求めてアメリカの医療・看護を学び、国際派看護師をめざしてみませんか?

※ 取材協力・写真提供/アメリカンメディカルインスティチュート日本事務局 中村明さん

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