留学特集
2016.02.11

フランス留学で旅行とは違うナマの生活文化を体験

フランス留学は、ユーロ高や燃油サーチャージなどで旅行者が減っているヨーロッパの中でむしろ増加傾向にあります。旅行とは違う、ナマの生活文化を体験したいと、短期間でも敢えて留学というスタイルを選ぶ人が増えているそうです。そこで、ネクシスクラブ留学相談デスクの新川雅博さんにご協力いただき、最近のフランス留学事情や人気の都市などについてご紹介します。

旅行では見られないフランス体験ができる短期語学研修が人気

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「フランス留学は、圧倒的に1~4週間の短期語学研修が多いですね。大学生と社会人の方が半々で、20代の方が多いですが、30~40代やシニアの方も増えてきました。語学力を伸ばすというよりも、フランスでの生活体験そのものを目的にしている方がほとんどです」と教えてくれたのは、ネクシスクラブ留学相談デスクの新川雅博さん。このところのユーロ高や燃油サーチャージにも関わらず、こうした参加者はむしろ増えているといいます。  フランス人の生活を体験したいということで、滞在は圧倒的にホームステイが人気。「寮を希望する方は全体の1割程度。一般の家庭に滞在して、生活しながら、水や電気を大切にしている様子をみたり、“いっしょにスーパーに行ったらワインがとても安かった”とか、通勤バスや電車に乗って通学したりというような、ささいな日常のことが印象的な体験になるようです。それに、寮は外国人しかいませんので、ネイティブと話すという点でもホームステイが一番ですね」。  一般的な留学スタイルは、語学レッスンは午前中の半日だけ。「中には午後にも授業を受ける方もいらっしゃいますが、大体は、クラスメイトとカフェに行ったり、学校のアクティビティに参加したり。週末には、ちょっと足を延ばした学校主催の日帰り旅行に行ったりという感じですね。多いのは、スペインやドイツ、イタリア、イギリスといったヨーロッパからの学生と韓国人、日本人ですが、あとはそれこそ世界中から集まっています。大きい学校は少ないので、学生同士の交流は盛んですね」。

色々なフランスを見たいから、複数の都市で生活してみたい

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 旅行では圧倒的人気を誇るパリですが、「留学では、ノルマンディー地方のルーアン、ドイツ国境近くのストラスブールなど、地方都市の方が人気です。むしろ“パリには住みたくない”と敢えて避ける方も多いくらい。パリに行くとしても、1週間地方都市で勉強した帰り2~3日寄るという形ですね。何よりも、地方の方が家も広いし、フレンドリーな人が多かったり、食事も良かったりと、ホームステイにも差がありますから。長期では、もっと田舎に行く方もいらっしゃいますよ」。  中でも、一番人気が、ヴィシー。「旅行ではまず行かないような町なので、知らない方も多いと思いますが、それこそ“ど田舎に施設の整った大きい学校がある”という所です。特に観光名所があるわけでもないので、勉強をするかクラスメイトと過ごすかしかないという感じですが、学校も “ワインの試飲”とか“料理レッスン”とか“映画”など、毎日のようにいろいろなアクティビティを行い、退屈させないようにしていますね。他に、モンペリエやアンティーブも人気が高いですよ」。  伝統と文化を大切にするフランスは、それだけに地方色も豊か。そこで、様々な生活文化を体験したいと、複数都市への留学を希望する人が多いのも、フランス留学の特徴です。「毎年、1~2週間ずつ場所を変えて参加するリピーターの方も多いですし、一回の留学で1~2週間ずつ2~3都市に滞在する転校組も多いですね。学校そのものはどこでもそれほど違いはありませんが、地方と都会の両方の生活を体験したいとか、長期の方でも3ヵ月ごとに移動したり、ずっと同じ所という方は少ないです。リピーターで計5都市行ったという方もいらっしゃいますよ」。

フランス留学を通じて、人生や趣味を豊かに

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 短期でもキャリアアップを目指す人の多い英語圏留学と違い、「留学を仕事につなげようという方はほとんどいません。大半が、昔、大学でやったとか、会話スクールに通っているとか、テレビの講座で独学しているといった初級レベルで、今の実力を試したり、今後の課題を見つけようという感じ。感想文でも、“生のフランス人の発音を聞いたり、生活を見たりして、思い切って行って良かった”という声が多いです。言いたいことが言えなくて悔しい思いをしたりして、“もっと勉強したい”“また行きたい”と、その後につなげていますね」。 「これからの季節は、やはり寒くなるので、どちらかというと南仏の方が人気ですね。特に2月にはニースでカーニバルがありますので、お勧めです。12月はあちこちでクリスマスイルミネーションが楽しめますが、特にパリのシャンゼリゼは見事ですので、地方都市での留学ついでにぜひ寄ってみてください」。また、今まではある程度の語学力がないと難しかったお稽古留学も、フランス語と料理や絵などを組み合わせたプログラムを用意する学校も少しずつ増えてきているなど、場所だけでなく、内容でも選択肢が広がっているそう。ますますフランス留学が面白くなりそうです。
※ 取材協力・写真提供/ネクシスクラブ留学相談デスク 新川雅博さん

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