留学特集
2016.02.01

英語留学の穴場、地中海に浮かぶ英語圏の島マルタ

地中海の中で唯一の英語圏の島マルタ。世界遺産の宝庫ともいえるこのマルタ島が、今、英語を学ぶ学生たちでにぎわっています。日本ではまだまだあまり知られていませんが、ヨーロッパでは4~5年前から既に大ブームで、それに伴って英語学校の数も急速に増加中。日本人学生が少ないため、まさに穴場ともいえます。そこで今回はグローバルスタディ海外留学センターの上奥由和さんにご協力いただき、そんなマルタ留学の魅力をご紹介します。

マルタ島の英語学校は学生の9割がヨーロピアン

sp-99-2 sp-99-3

「マルタ島の魅力はもちろん地中海と美しい町並み、世界遺産などいろいろありますが、何といっても日本人が少ないこと。必然的に英語ばかり使うようになりますから、英語力をつけるには何よりですね。それに、英語圏の国でありながら、同じヨーロッパのイギリスやアイルランドよりも格安ですし、特に冬はあちらが寒い分、暖かいマルタは余計人気です」と教えてくれたのは、マルタ島留学の手配もしているグローバルスタディ海外留学センターの上奥由和さん。日本ではまだあまり知られていないマルタ島ですが、ヨーロッパではもともとバカンス先としてメジャーなビーチリゾート。それが、4~5年前から英語研修の場所としても急に人気が高まってきたそうです。「学生が増えたので、学校もどんどん増えていて、今では40校くらいありますね。どこの学校でも大体9割以上はドイツやイタリア、スペイン、ロシアなどのヨーロッパからの学生。アジア人は韓国人と日本人が多いですが、といっても全体の3~5%くらい。時期にもよりますがまったく誰もいないという学校もありますよ。日本人は2~3ヶ月位の留学が多いですが、ヨーロッパ人は短期間で何度も来るリピーターも多いですね」。  全学生数が30~40人程度の小さい学校から、300~400人程度の大規模校まで種類も様々。「大きい学校はリゾートホテルのような所でやっていて設備も良いですね。日本人学生がいる可能性も高いです。といっても、学校で見かける程度という感じが多いですが。小さい学校はその分アットホームなので、シャイな方にお勧めですよ」。学校内にビリヤードや卓球台があったり、学校や寮にプールがあるような学校も多く、放課後はそうした学校の施設で友達といっしょに過ごしたり、近隣の世界遺産までハイキングしたり、ビーチでのんびりしたり。「マルタは、ギリシャ風の石畳の町並みで、歴史を感じさせる“小京都”みたいな町。治安も良く、年間を通して暖かい気候なので、ゆっくりリフレッシュするにもピッタリですよ。マルタ近郊で養殖しているまぐろを日本に輸出していることもあって、親日家も多いです」。

パーティーで他の学生と親しくなる機会も豊富な寮滞在

 マルタ島ではホームステイが少ないため、ほとんどの場合がレジデンス(寮)滞在。「ヨーロッパ人が多いので、毎晩のようにあちこちの部屋でパーティーをやっていたり、それこそヨーロピアンのノリでワイワイ過ごしている人が多いですね。日本人はこうしたパーティーには慣れていない人が多いので最初はちょっと大変かもしれませんが、うまく入っていければ友達もできて楽しいと思いますよ。もちろん中にはこうしたパーティーは苦手だからと、そうした人たちどうしで静かに会話を楽しんだりしている人もいますよ」。食事は寮併設のカフェテリアか外食。シチリア島に近い地理もあり、パスタやパンなど、南イタリア風メニューに近いようです。「町の中にもイタリアンレストランは多いですが、他のヨーロッパのレストランもいろいろありますよ。お米が食べたいときには中華も何件かありますし、ちょっと怪しげな日本食レストランも1軒あったと思います。自炊設備はありませんが、カップヌードルはスーパーでも簡単に手に入るので食べている人もいますね」。  いくら世界遺産や美しい海に囲まれているといっても、島自体がとても小さいので、その気になれば1~2日で主要な観光地はすべて回れてしまうほど。まじめに勉強したい学生が多いためか午後の2~3時まで授業を受けている人が多いので、平日は学校と寮近辺でクラスメイトと過ごすことが多いようですが、週末にはちょっと足を伸ばして島の外へ出かけることもあるそうです。「学生さんがよく行くのが、フェリーで30~40分で行けるゴゾー島。それこそ何もない小さい島なのですが、週末に日帰りで遊びに行ったり、ここにも20~30人くらいの小さな学校があるので、1週間だけ通うという人もいますよ」。また、マルタ島からイギリス、ドイツ、スペインなどのヨーロッパ各都市へ格安の週末ツアーも出ているので、1~2泊でロンドンやパリ観光にということも。マルタ島でのんびりするのに飽きてきても、島の外へ目を向ければ楽しみはさらにいっぱいです。

仕事に即した技術が学べるビジネスマン向け短期集中コース

sp-99-4 sp-99-5

 日本人留学生はほとんどの人が一般英語コースを受講しているマルタ島英語研修ですが、ヨーロッパの学生はTOEFLやIELTS、ケンブリッジ英検といった試験準備コースやビジネス英語コースを受講する人も少なくありません。「中でもビジネス英語コースは、1~2週間の短期集中で来る現役のビジネスマンに人気です。他のコースよりも少し割高にはなりますが、マンツーマンや3~4人の少人数制で、“今度、会社でこのプレゼンテーションをするので、その準備をしたい”とか、“製薬会社に勤めていて、今度英語で商談をしないといけない”というように個々の具体的なニーズに合わせた授業をしています。ある学校ではフロア自体もビジネスマン専用に分けていて、高層階のこぢんまりした良い教室を用意していたり、休憩時間にクラスメイトと話したり食事をしたりできるビジネスマン専用のラウンジを設けていたりもしていますので、一般の学生と違って落ち着いて過ごせると思いますよ。ヨーロッパを中心に現役のビジネスマンが集まってきていますから、帰国後も連絡を取り合ったりして国際的なビジネスネットワークができることもあるようですね。ただし、専門的な内容になるので、中級以上の英語力は必要になります」。  日本からは直行便が飛んでいないために行くのが不便ということもあって、夏休みを除けば留学生のほとんどが中長期の滞在。「でも、ヨーロッパの主要都市からでしたらほとんど便がありますので、一度乗り換えるだけ。春休みや夏休みでも日本人がとても少ないですし、ヨーロッパ文化の中や暖かいところで真剣に英語を学びたいという人にはとてもお勧めです。ヨーロッパのいろいろな文化が混ざっていて、町も白で統一されてとてもきれいですし、中長期だけでなく、1~2週間の短期で行くのにもおもしろいところだと思いますよ。アメリカやオーストラリアとは雰囲気が違いますし、イギリスやアイルランドよりも気候が良くて物価も安い。しかもれっきとした英語が公用語の国です。学校も増えて選択肢も広がったマルタは、まさに英語留学の穴場だと思いますよ」。
※取材協力・写真提供/グローバルスタディ海外留学センター 上奥由和さん

おすすめ留学プラン