留学特集
2016.01.29

英国留学でスキルを磨くエステ留学が大人気

手に職を持ちたいと考える女性に人気急上昇中なのが、エステ業界。ちょっと前まではセレブの女性専用のイメージの強かったエステも、今や女性だけでなく男性も癒しと美を求めて気軽に訪れるようになり、需要が高まる一方。リフレクソロジーや各国式のマッサージなど、種類も豊富になっています。それに伴い、世界にも通じる技術と公的資格取得をめざして留学する人も増えているという情報をキャッチ!! そこで、イギリスのエステ留学に詳しい㈱ADFイギリス公立カレッジ連盟の猪股恒昭さんにご協力いただき、日本とイギリスのエステ業界・教育の違いや、留学の種類などについてご紹介します。

仕事に直結するイギリスの公的資格で自分のスキルを証明

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「卒業後に帰国するか現地に残るかはそれぞれですが、いずれにしても、資格を取得してエステ業界で働きたいと考えている方がほとんどですね」と教えてくれたのは、㈱ADF イギリス公立カレッジ連盟の猪股恒昭さん。「というのは、日本にはエステの公的資格というのは一つもなく、例えエステの専門学校を卒業してもキャリアが何年あっても、もらえるのは卒業や修了の証明だけ。ところがイギリスにはきちんと公的な資格があって、世界的にも通用する。しかも日本の専門学校は2年制が一般的なのに、イギリスは1年間で資格取得できるコースも有る、留学費用も日本で専門学校へ通うのとほとんど変わらない。それならイギリスで資格を取って、自分の技術や知識を証明した方が良いなというのです」。  猪股さんによると、エステ留学の参加者は大きく分けて3種類。まず高校卒業してすぐに留学する18~9歳の人、そして、20代半ばから30代前半の社会人経験者は、まったく別の業界から手に職をつけてエステ業界への転職を希望している人と、もともとエステの仕事をしていた人の2つに分かれます。「経験者は日本の専門学校を出て就職した方がほとんどですが、実は日本のエステ業界というのはとても物販がメインの業界なんですね。エステティシャンもお客様にいろいろな物を売ることを要求されるし、一人ひとりの技術よりも道具や器具が重要視されているところがある。それで、もっと自分の腕で仕事をしたいと、資格取得をめざして留学するわけです。それまでに学んだ科目の履修証明書が現地でも認められれば、その科目の受講を免除されることもありますし、何より日本でも専門用語は英語が多いので、まったくの初心者よりは楽かもしれませんね」。  何といってもイギリスはエステの本場。イギリスの公的資格が世界的に認められているのもそのためですが、それだけに教育システムもしっかり確立されています。エステというのは、ホリスティックセラピーとビューティーセラピーの2つに分かれていて、それぞれまったく別のものと言う猪俣さん。「日本ではフェイシャルやボディーケアも脱毛もリラクゼーションも一緒くたにされていますが、ホリスティックセラピーは人間の内側からきれいにしようというもので、ボディマッサージやリフレクソロジー、アロマセラピーなど。対して外側をきれいにしようというのがビューティーセラピーです。イギリスはハーブやアロマセラピーはまさに本場ですし、自然化粧品の「THE BODY SHOP」発祥の地という点からも、いかにエステが盛んかお分かりいただけると思います。ご自身で綺麗になるための短期のカルチャー講座的なコースも有りますし、将来の開業や転職のための資格取得を目的とした実技中心の講座も有ります。しかも、日本では専門学校を卒業しても見習いからスタートですが、イギリスでは資格取得の翌日から1人前として働けますよ」。というのは、イギリスでは日本以上に、就職するときにまず経験を求められるからです。公的資格は未経験者がその経験に変わるものとして提示できるように作られた制度。何かの仕事をしたいと思ったら、まず資格を取るのが一般的です。「こうしたシステムは40年ほど前にできたのですが、今では250もの資格がありますよ。それだけに資格を取るためのコースも豊富ですし、資格の効力も強いですね。エステでは実技中心のVTCT、アカデミックなITEC、そしてIFPAが3大資格ですが、その内ITEC とIFPAは民間のスクールで採用されています。公立カレッジの多くがVTCTを採用しているのは実践的だからですが、ITECの講座を持っている公立カレッジも有りますね。基本的にはエステの現場で働きたい人はVTCT、理論を学びたい人はITECを目指すと良いと思います」。

予算・英語力・目的に合わせて作れるマイ留学プラン

 留学をするときにまず気になるのが英語力と予算ですが、「ホリスティックセラピーの資格取得の1年間のフルタイムコースに入るための条件が、高卒資格を持った18歳以上で、TOEFL450~500点以上の英語力があること。英語力が足りない場合は最初に英語講座を受講して英語力をつけるのが一般的ですが、TOEFL400点以上あれば、英語講座を受講しながら、パートタイムコースの授業も受けるという方法もあります」。現地の大学生や社会人が、勉強や仕事をしながら夜間や週末などに通うパートタイムコースは、資格取得と職業訓練を兼ねた実技中心のコース。「パートタイムといっても、先生も設備や器具も同じですし、若い人がほとんどのフルタイムと違って、年齢も職業も様々な人がいますから、面白いですよ。パートタイムコースの授業料も年間3~10万円と格安で、中には最初の1科目目は無料というようなところもありますね」。他にも12週間で資格が取れるコースや10週間以下のカルチャー講座的なコースなども。“資格を取れなくても良いから、とりあえず2~3ヶ月試しに留学”という人もいるそうです。  学生ビザを取得するためには、7ヶ月以上の留学で、週15時間以上の英語レッスンを受けるか、フルタイムの専門コースに入る必要がありますが、「公立カレッジの英語コースは年間で大体100万円、専門コースはそれよりも少し高くて120万円くらいですね。生活費はロンドン以外なら1ヶ月5~8万円で暮らせるので、1年間の留学は全体で200万円以下でも留学は可能です。ちょうど日本の専門学校の学費と同じくらいです。しかもイギリスは学生ビザで学期中は週20時間、休暇中は40時間までのアルバイトが認められていて、仕事もけっこうありますし、時給も1,400円~1,900円くらいが多いので、生活費くらいは稼ぐことができますよ」。

英語力に自信のない人や専門が決まっていない人には春出発がお勧め

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 専門コース受講中はもちろんですが、コースへの入学するためにも必要なのが“熱意と情熱”と言う猪股さん。「日本人は一度断られるとすぐに諦めてしまいますが、外国人は定員オーバーでも英語力が多少足りなくても、それこそ何度でも挑戦します。どこのカレッジでも同校の英語コース(EFL)受講生を優先的に入学させますから、よほど英語力に自信がある方以外は、できれば先に行きたいカレッジのEFLに入学して英語力をつけながら、できれば毎週でも専門コースに見学に行くと良いですね。そうすれば先生とも顔見知りになるし、その内に“そんなにやりたいならいらっしゃい”ということにもつながることも多いですよ」。例えば4月から1年間EFLコースに申し込んでも、8月に英語レベルが達してフルタイムの専門コースに移った場合は、払い込んだ受講料を生かして差額だけを支払えばOK。残念ながら英語レベルが足りなければ、前述のようにオプションでパートタイムを受講したり、翌年の1月~4月に開講するパートタイムコース入学をめざすこともできます。「専門が定まらず漠然と“エステ系に行きたい”という方なら、3~4月に渡英して英語を勉強しながらいろいろなコースを見学して決めるというのも手ですよ」。  専門コースの見学以外にも猪股さんが春出発を勧める理由が、約3ヵ月にもわたるカレッジの夏休み。「夏休み中は学生ビザでも週40時間までアルバイトが可能。地方でバイトが見つからない場合は、ロンドンに出て働く方もいますね。ロンドンは英語学校も多くて、日本人が苦手な会話特訓コースや短期集中コースなど、コースの種類も多いので、バイトをしながら苦手なところを集中的に勉強したり、英語レベルが足りない方が短期集中コースでスキルアップを図ったりということもできます。逆に英語レベルが夏前に達していて、アルバイトをする必要がなかったり、地元でバイトが見つかれば、そのままカレッジのサマーコースに参加して、秋からの専門コースに備えるのも良いですね」。学校に申し込んでから入学許可証を受け取るまでが最低でも1ヶ月、ビザ申請から取得までは、最低でも1ヶ月はかかるので、余裕をみて3~4ヶ月前には申し込みを済ませたいところ。学校選びの時間を考えれば、春に出発するには、まさに今から1月中が行動開始の時期です。本場の知識と技術を習得し、世界に通じる資格を取得するエステ留学。手に職をつけたい人、人をきれいにする仕事をしたい人は、今すぐお問い合わせを。
※取材協力・写真提供/(株)ADF イギリス公立カレッジ連盟 猪股恒昭さん

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