留学特集
2016.01.28

ビジネス留学でキャリアアップを目指す

仕事にも慣れてくると同時に、何となく先が見えてきてしまう20代後半。キャリアアップや、よりやりがいのある仕事へのキャリアチェンジをするために、一度会社を辞め、留学する人が女性を中心に増え続けています。中でも人気が高いのが、語学と同時にビジネスのスキルアップも図れるビジネス留学。語学学校が行っているものから、専門学校やコミュニティカレッジなどのコース、さらにはMBA留学まで、様々なプログラムの中からそれまでの自分のキャリアや将来の目的、留学期間や予算などに合わせて選択が可能です。もちろん難易度や習得できる知識、資格などもプログラムによって違いますが、それでもビジネス留学のさわりだけでも知りたいという方に向けて、富士通(株)JAIMS支援部の松葉史愛さんにご協力いただき、35年の歴史をもつインターンシップ付の半年間のビジネス留学プログラムをビジネス留学の一例としてご紹介します。

ハワイでリフレッシュしながら、語学とビジネススキル、国際感覚を習得

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「参加者のそれまでの業種や職種は、サービス業やメーカー、人事系や営業、マーケティング、一般事務、技術系など本当にさまざま。フライトアテンダントやコンサルタントをしていたという方もいらっしゃしますね。大半が20代後半の女性の方です」と教えてくれたのは、富士通(株)JAIMS支援部の松葉史愛さん。20代後半といえば、大卒の人なら就職して5年前後。仕事も大体覚えて、その仕事や自分の将来、足りないスキルなどが見えてきたり、慣れるのに必死で無我夢中だった新人時代を過ぎて、ちょっと疲れが出てくる頃です。「ほとんどの方が、今までのキャリアで不足している点を補ってキャリアアップやキャリアチェンジすることを目的としているのはもちろんですが、同時に今まで一生懸命働いてきた自分へのご褒美としてリフレッシュしながら、ゆっくり自分を見つめなおしたいとも考えています。ハワイならリフレッシュできそうだし、インターンシップを含めて6ヶ月という期間も手頃、プログラムの内容もハイレベルということで、JAIMSを選ばれたという感じですね」。  そもそもJAIMSは、国際的な人材育成を目的に、1972年に富士通㈱が社会貢献活動としてハワイに設立したビジネススクール。その中心となるのが、ICMP(Intercultural Management Program)と呼ばれる、社会人を対象としたビジネス留学コース。ホノルルで4ヶ月間のプログラムを受講したあと、ハワイを含む全米のいずれかの都市の企業で2ヶ月間のインターンシップを行い、教室で学んだビジネススキルや英語でのコミュニケーション能力を実際のビジネス現場で実践することができるのが、魅力のひとつです。「講座そのものは、ちょうどMBAのさわり的な内容で、ビジネスや経営に関して多岐にわたって学びます。自分がそれまでやってきた専門分野だけでなく経営全体を知ることで経営者的視点をもち、今までよりも一段上のステップに上がることを目的にしています。最近、同様の目的で夜間や週末に大学院へ通う社会人も増えていますが、仕事をしながらだと疲れてなかなか思うように勉強が進まないという話もよく聞きます。その点、留学は、一度仕事をリセットした状態で集中して勉強するので、短期間でより高い効果をあげることができるわけです」。 短期間ながらもレベルの高い授業についていくため、受講には大学卒業以上で、3年以上のフルタイムでの実務経験とTOEIC600点以上の英語力が必要。「ただ、学歴に関しては、短大卒や高卒の方でも、その分を補うだけの実務経験や英語力があれば認められる場合もあります。最終的にはハワイのJAIMSの審査官との電話インタビューで判断されます。3つの条件をクリアしている方でしたら、インタビューなしで大丈夫です」。

各国からのクラスメイトや卒業生との将来につながるネットワークも

 JAIMSの学生の約半分は日本以外からの留学生。「現在ハワイで学んでいるクラスには、オーストラリア、ニュージーランド、東南アジア、フランスなど、10カ国以上から参加しています。もちろん授業はすべて英語で行われますが、授業以外でも、そうした様々な国のクラスメイトとの交流を通じて、異文化や価値観の違いなどを学んだり、英語でのコミュニケーションへの自信をつけることができます」。JAIMSの校舎はワイキキから車で25分ほど行ったところ。ワイキキの観光イメージと違い、ハワイカイというハワイ有数の高級住宅地の中にあるため、落ち着いた雰囲気のもと、集中して勉強をするのにうってつけです。「大半の方は学校の近くでホームステイをしていて、徒歩か自転車で通学していますね。授業は原則として月曜日から金曜日まで。授業はハードで予習復習も必要ですし、課題やグループワークも多いので、平日は学校の開いている8時半から22時までめいっぱい学校で過ごしているようですね」。食事は近くの店でテイクアウトしたり、自動車を持っている人に同乗して食べに行ったり。ホームステイ先も近いので、一度食事を取りに帰るという人もいるそうです。「平日の勉強がハードな分、週末は皆さん、メリハリをつけて本当によく遊んでいますね。オフでもクラスのみんなでどこかへ行ったりも多いので、遊びを通して文化的な考えの違いを感じたり、個々の価値観を知ったり、学校の中とはまた違った面を見ることができます。クラスメイトとは、合宿みたいな感じで4ヶ月間密度濃く付き合うので、ものすごく仲良くなって、イベントなんかもクラス一丸になって盛り上がりますし、コース修了後も連絡を取り合って長くつきあっている方が多いです」。  そうしたクラスメイトとの国際的ネットワークとは別に、もう一つのJAIMSの魅力が卒業生のネットワーク。「帰国後の就職でも、直接的な就職斡旋はしていませんが、卒業生には外資系などに強い人材紹介の会社をやっている方もいますし、いろいろな企業で要職についている方もいらっしゃいますので、そうした方をご紹介したり、逆に卒業生自らが、JAIMS Job Bulletinという卒業生向け転職情報提供のためのメーリングリストに“こんな人材が欲しい”という求人募集をアップしたりしています。また、JAIMSボンド・パーティーという卒業生の集まりも定期的に開いています。そこでは転職のためだけでなく、幅広い年代や、異業種/職種で働く卒業生達との貴重なネットワーク作りができます。何といっても、35年の歴史を誇るJAIMSのこと。卒業生といっても、とうに引退した方から、今年参加したばかりの20代の若者まで、年齢層も、業種や職種も本当に様々です。「最近では親子2代に亘ってのご参加を検討していただくという例もでてきています。それだけ本校を評価してくださっていると、とてもうれしいですね」。

インターン付プログラムは今回が最後のチャンス

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 ICMPの本コース開始は、春と秋の年2回。次回は3月24日からスタートします。「実は、現行のプログラムはこれをもって終了することになっているのです」と松葉さん。来秋からは内容を変えて新コーススタートとなるそうですが、「詳細を現在つめている最中ですが、入学基準のTOEICスコアを750点にしたりして、現在のものよりもより高度な内容になる予定です。ただ、インターンシップが廃止されることになっていますので、インターンシップを希望される方は、ぜひ次回にご参加ください」。申し込みの締め切りは1月18日。それまでにじっくりJAIMSやICMPの詳細について話を聞いてみたいものですが、「次回は最後のICMPになるということもあって、説明会を今まで以上に充実させています。例えば、卒業生を招いて体験談を語ってもらったり、ICMPの看板講師が来日し、ちょっとしたセミナー/模擬授業をすることでICMPの授業がどんなものかを感じてもらったりする予定です。また、土曜日に開催したり平日夜に開催したり、今回初めて名古屋で開催したり、大阪の説明会にはJAIMSのCOOが参加したりと、とにかく盛りだくさんです。みんなと一緒の説明会でなく、もっと個人的に相談したいと言う方には個別カウンセリングもしています。詳しくはJAIMS日本支所のホームページをご覧ください。説明会にしろ個別相談にしろ、その場で申し込みを強要することはありませんのでご安心ください。最後になりますが、予算面で不安という方には返済不要の40万円の奨学金制度もあります。一応選考試験と面接はありますが、そんなに狭き門ではありませんので、ぜひチャレンジしてみてください」。
※取材協力・写真提供/富士通(株) JAIMS支援部 松葉史愛さん

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