留学特集
2016.01.25

留学費用を最小限で抑えたい方に最適!

ハーバード大学を始めとするアメリカのトップレベル校のほとんどを占める私立大学。小規模校が多いため細かいケアも行き届き、留学生向けとも言えますが、実際には予算の都合から州立大学やコミュニティカレッジを選ぶ留学生が多いのも事実です。しかし、留学生向けの奨学金を利用すれば、州立大学よりもむしろ安い留学費用で私立大学へ留学することが可能。そこで今回はグローバルスタディの上奥由和さんにご協力いただき、どうすれば奨学金をもらうことができるのか、どんな人がどんな留学をしているのかなど、アメリカ大学への奨学金留学についてご紹介します。

少ない予算でまじめに勉強したい人に最適な奨学金プログラム

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 「アメリカではレベルの高い大学のほとんどが私立ですし、学生数も少ないので人気が高いです。州立大学は、予算的に私立に行けない人が行く所といったイメージが強いですね」と教えてくれたのは、アメリカ留学の手配をしているグローバルスタディの上奥由和さん。1クラス15~20人程度で、一人ひとりに目が届く私立は、日本人留学生にも向いていると言いますが、「残念ながら、ハーバードやスタンフォードなどごく一部の大学以外、あまり知られていないようです。それに私立大学はとても学費が高いので、予算面から州立大学やコミュニティカレッジを選ぶ留学生が多いですね。ところが、かなりの私立大学で学費と滞在費の50%以上、学校によっては90%分もの奨学金を提供していますので、それを利用することによって、むしろ州立大学よりも安い費用で留学できる場合もあるのです」。  もともとこうした奨学金は、大学の国際化を図って、留学生誘致のために行われているもの。そのため、提供大学は大都市よりも田舎に多くあります。「当然、留学生の少ない大学が中心ですし、その町自体に外国人が少ない場合が多いので、学生だけでなく地元の人も留学生との交流に熱心なことが多いです。遊ぶところもないので、まじめに勉強したい人にはとても良い環境だと思いますよ。逆に、ただ安く行きたいだけという人には合わないかもしれませんね」。

面倒見の良い小規模校で参加者の多くが良い成績を取得

 “入るのは易しいけれど、卒業するのは難しい”というイメージの強いのがアメリカの大学ですが、こうした小規模な私立大学ではほとんどの学生が4年間で卒業、奨学金プログラムへの参加者も良い成績を修める学生が多いそうです。「何万人も学生のいる州立大学は勉強も自己責任で放りっぱなしなのですが、私立は全校でも2000人から4000人程度の学生しかいないので、毎日先生と顔を合わせるし、留学生も少ないので全ての教授と顔見知りになって、サポートもしっかりしています。オールAを取る留学生も多いですし、心配していた人でもかなり良い成績を修めていますね。しかも、州立大学では夏期講習も受ける留学生も多いのですが、私立への留学では皆さん、夏休みはしっかり休んでいますね」。そうした小規模校の魅力は、「ほとんどの生徒がオンキャンパスなので、みんなと仲良くなれる」、「このプログラムを実施しているほとんどの大学では少人数制クラスを採用しており、英語力を伸ばすにも最適」など、参加者も口を揃えて話しています。  ただ、いくら面倒見が良いといっても、日本の大学とは違い、自主勉強が主体になるのがアメリカの大学。しかも、奨学金をもらうからには、それ相応の勉強態度が必要です。「在学中にしっかり勉強することができるという証明のためにも、TOEFL550点以上のスコアを提出するか、400時間程度の自主勉強になる事前英語研修を受けていただいています。ただ、このTOEFL550点というのはアメリカの大学では高めですが、入学が難しい反面、まじめに勉強すればほぼ全員卒業できるカナダやイギリス、オーストラリアの大学では普通に要求される点数です。アメリカでもTOEFLの点数の低い学校ほど卒業率が低い傾向がありますので、そうした面を考えれば決して高い点数ではないと思いますよ」。

努力次第で増える学校の選択肢

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 奨学金プログラムへの応募は、高校2、3年生か、25歳までの高校卒業以上の人。全米70校以上の大学がプログラムに参加していますが、書類審査を経て、オファーのあった大学から希望校を選んで留学します。「1人あたり、平均5~7大学からオファーがあります。高校の成績などの書類や、TOEFLの点数など、努力次第でより多くの大学やレベルの高い大学からオファーがくるので、選択肢も広がります。また、毎年4~5人の参加者が学校が合わないと転校していますが、その場合も同じプログラムで再びオファーをもらい、その中から転校先を選ぶことになります。カリフォルニアの大学を選んだけれど、周りに遊んでいる学生が多いのでもっと勉強する環境に行きたいと、田舎の大学へ転校する人が多いですね。それまでの大学でがんばって良い成績を修めることで、最初よりもレベルの高い大学からオファーをもらうことも可能です」。  「このプログラムが始まって3~4年になりますが、筑波大を蹴って参加する人もいたり、学生のレベルが上がってきましたね」と、上奥さんは言います。ただ、意外にも出発前から“卒業後はアメリカで働きたい”と考えている人は少ないそうです。「日本に帰るかもしれないし、アメリカで就職するかもしれない、または全く別の国に行くかもしれない。むしろそれを見付けに留学するという人が多いですね。例えば、今年末に卒業する方で、とても良い成績を取っているのですが、大学院に進むか、それともオーストラリアのワイナリーで1年くらい働くかで迷っています。日本の大学生だと、あまりそういう発想にはならないですよね? 留学を経て価値観も変わりますし、皆さん、発想が豊かになります。しっかりしたサポートの下で勉強し、良い成績を取ることで、自信もつきますし、可能性も広がります。予算が少ない方も、ぜひこの奨学金プログラムを使って、留学にチャレンジしていただきたいですね」。現在申込みを受け付けているのは2008年8月入学と2009年1月入学。ただし、来夏入学希望の場合は9月末が申し込み締め切りなので、すぐのアクションが必要です。
※取材協力・写真提供/グローバルスタディ 上奥由和さん

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