留学特集
2016.01.24

社会人のための就職につながる中国留学が人気

近年、めざましい発展を続ける中国。その勢いは今や日本を凌ぐほどです。それに伴い、増えているのが中国への留学生。しかも、ただ漠然と中国語を学ぶだけではなく、ビジネスで使える中国語やビジネスマナー、経済などを学び、即戦力として就職につなげるキャリアアップ留学が注目されています。そこで今回は、㈱日中文化交流センターの渡辺莉莉さんにご協力いただき、通常の留学とどのように違うのか、どんな人が参加し、どのような就職を果たしているのかなど、就職につながる中国留学についてご紹介します。

中国経済の中心、上海でビジネス中国語や経済などについて学ぶ

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 「経済が上向きの中国は、その分、ビジネスチャンスも日本よりも多いと言えますし、キャリアアップを狙って中国へ留学する社会人の数は増えていますね」と教えてくれたのは、㈱日中文化交流センターの渡辺莉莉さん。ご自身が中国へ留学していた2005年には既に社会人留学生はかなり多くなっていると感じたそうです。「特に上海はビジネスの中心都市。日系企業、中国企業、その他の外資系問わず集まっていますし、その分、プログラム修了後の就職チャンスも多いです。キャリアアップ留学にはピッタリですね」。  大学への正規留学は別として、従来の中国留学では大学の語学コースで中国語の文法や会話を勉強するのが一般的。しかし、「ただ一般中国語だけを勉強しても、いざ仕事をしようとするとビジネス用語やマナーなど知らないことだらけで、一から勉強しないといけないということもほとんどでした。また、中国では日本よりも即戦力を求められますから、そういう状態ではせっかくの留学経験もなかなか就職に結び付けられません。そこで、中国でも名門の復旦大学と共同で、ビジネス中国語や中国経済、文化などを学び、その後の就職に結びつく実力を身につけることを目的にしたプログラムを開講し、ご紹介しています」。 プログラムの性質上、中国語検定4級かHSK3級、または120時間以上の中国語学習歴など、最低でも中国語の基礎ができていることが条件になります。「7対3で学生より社会人の参加者の方が多いです。20代後半から30代前半の、退職して留学という方が多いですね」。意外なのは中国や中国語フリークが少ないこと。「1回くらいは旅行で行ったという方が多いですが、まったく初めての方もいらっしゃいますし、留学前の職種は様々ですが、特に中国に関わっていたという方も少ないですね。中国が大好きで留学するというよりも、キャリアアップをするのに“これからは中国だから”と参加されるようです」。

コースは半年または1年間

プログラムは半年コースと1年コースの2種類。半年ずつ中級と上級に分かれているので、1年間なら全コースを、半年では中級コースで修了というのが一般的ですが、もともと中級以上の中国語力のある人なら、最初から上級に入り半年で修了することも可能です。  授業は月曜日から金曜日まで、午前中にビジネス中国語と一般会話や文法を学び、午後は中国経済(日本語)と文化についてなどの中国事情の講座の他、新聞読解や上海語、発音講座などの復旦大学で行われている留学生向け選択授業も受講できます。さらに、上級レベルの人は、先生に認められれば、中国人本科の授業を1科目聴講することも可能。また、教室内の勉強だけでなく、実際に現地の企業や工場を見学する特別講座も月に1度行われています。  半年コース、1年コースともに、プログラム修了直前の2ヶ月間はインターンシップまたは就職・転職活動期間となります。それまでの授業で学んだことを実際の仕事現場で実務研修することで、即戦力として働ける力をつけていきます。「インターンシップは、ご希望をうかがった上で、弊社提携先の中からアポイントや面接の段取りなど、スタッフが丁寧にサポートします。研修中の仕事内容は個々で違いますが、例えば昨年玩具メーカーでのインターンシップを経験された参加者の方は、商談用カタログ作成や上海の大手デパートへの営業、簡単な通訳、電話での在庫確認などの他、デパートでのショーの運営や準備にも携わるなど、本当に多くの体験をされたようです。ただの語学コースとは違ってビジネスで必要な実力を身につけるためのコースですので、キャリアアップにつなげたいという方には、本当に充実したプログラムだと思います」。  滞在は、大学から徒歩3分の留学生用マンションを2~3人でシェア。各部屋には個室もあり、キッチンもついているので自炊もできます。また同じ建物に㈱日中文化交流センターの上海事務所も入っているため、留学生のサポート体制も整っています。留学費用についても200万円以内で十分1年間の留学が可能なのも中国ならではです。

修了生の9割が現地の企業に就職

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 気になるのは、留学修了後の就職ですが、この復旦大学のキャリアアッププログラムの場合、企業派遣や学生さん、元の会社に復職する場合を除き、修了生の9割が現地での就職を果たしています。「就職先は日系企業が多いです。日本人相手の仕事が多いので、言葉だけでなく、日本のビジネスマナーや日本人的感覚も必要になるので、中国語のできる日本人はとても重宝されています。上海には日系企業もとても多いので、就職のチャンスもたくさんありますね。もちろん中には中国企業に就職する方もいらっしゃるのですが、日本語のできる中国人も多いので、当たり前ですが彼らには中国語力や中国文化への理解という点でかないませんし、人件費の点でも、なかなか中国企業への就職は難しいようです」。  「㈱パソナグローバルさんと提携しているので、留学中から就職に関するセミナーを開催するなど、就職までトータルにサポートしています。ビジネス中国語、中国経済や文化、企業訪問などで幅広く中国やビジネスを学び、さらに2ヶ月のインターンシップで中国での実務も経験していますから、就職活動はもちろん、就職後も自信を持って働けると思います。また、中国は即戦力を求める反面、未経験者でも何でもやらせるというところもあるので、中国で経験を積んでから帰国して就職につなげようという方もいらっしゃいますね。就職につながる留学をし、キャリアアップやキャリアチェンジをしたいという方には絶対お勧めのプログラムです」。入学は3月と9月の2回。説明会も開催しているそうですので、興味はあるけれど不安という人もまずはお問合せを。
※取材協力・写真提供/(株)日中文化交流センター 渡辺莉莉さん

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