留学特集
2016.01.19

アメリカの大学へ進学しよう! その4 短大経由で4大進学

進路の選択肢の一つに「アメリカの大学」を加える高校生が増加しています。大きな理由として以下の6つが挙げられます。
1.日本の大学教育に対する懸念と失望
2.国際化に伴う日本の就職事情の変化
3.経済負担の軽減
4.留学生をサポートするシステムの進化
5.日本にないアメリカの大学が持つ数多くのメリット
6.あらゆる分野のグローバル化
上記6項目の詳細を読む
「アメリカの大学へ進学しよう!」4回目のテーマは「短大経由で4大進学」です。アメリカの大学進学を考えるとき、いきなり4年制大学を目指さずに、2年制大学(短大)を経由して4年制大学へ進学する方法があります。今回はその留学方法について紹介します。

アメリカの公立2年制大学(コミュニティーカレッジ)

アメリカには、州や郡、地方自治体などが財政を一部負担して運営する公立の2年制大学(コミュニティーカレッジ)が全米各地に1,200校以上あります。4年制大学に比べ入学基準が緩やかで入学しやすいのが特徴です。また、学費がおよそ半額と安く、クラスも少人数のためきめ細かい指導を受けられる点も大きな魅力です。 卒業すると日本の短大卒に相当する「準学士号」が取得できますが、その制度は日本の短大とはかなり異なります。アメリカの2年制大学には、卒業時に4年制大学の3年次への編入を目指す「編入コース」と卒業後、社会人としての即戦力を養成する「職業教育コース」があります。

2年制大学 4年制大学
英語力 TOEFL450(CBT133)以上 TOEFL500(CBT173)以上
(高校時代の成績) GPA2.0以上 GPA2.5以上
(日本の5段階評価で3) (日本の5段階評価で3.5)

入学資格と入学時期

アメリカの2年制大学は、4年制大学と同様にその合否は書類によって決定します。出願に必要な主な提出書類は、①高校の成績証明書(英文)、②自己紹介や留学の動機などを書いたエッセイ、③TOEFLなど英語力を証明するスコアなどです。TOEFLなど大学が要求する英語力が足りない人には条件付入学制度というシステムがあります。
日本の場合、入学できるのは年に一度の4月のみですが、アメリカの場合、各学期ごとに入学することが可能です。学期にはセメスター制(2学期制)とクォーター制(4学期制)があり、入学チャンスは年に2回もしくは3~4回となります。申請方法やスケジュールは学校により異なるので事前に確認しておく必要があります。
※セメスター制の入学月:8月下旬と1月下旬
※クォーター制の入学月:9月下旬・1月初旬・4月下旬・6月下旬(入学できない学校もある)

短大経由で4年制大学へ編入

2年制大学(短大)から4年制大学へ編入することはアメリカでは一般的なことです。入学に必要な成績、英語力は4年制大学よりも2年制大学の方がハードルが低いため、まずは入学基準の緩やかな2年制大学に入学し、一般教養を履修します。そこで良い成績をとり希望する4年制大学への編入を目指します。編入を希望する大学へは卒業前に願書、成績証明書、TOEFLスコアなどを提出し書類審査を受けることになります。 多くの2年制大学には、4年制大学の一般教養課程と同じカリキュラムがあり、履修した単位がそのまま移行できるシステムが整っています。同じ州内にある4年制大学と編入協定を結んでいる学校もあるので、希望する4年制大学が決まっている人は、同じ州の2年制大学を選ぶのが重要です。カリフォルニア大学など州立大学には、実際この制度を活かして入学する日本人留学生が増えています。 また、2年制大学の「編入コース」の多くは1クラスの人数が少ないため、教師との距離も近く、きめ細かな指導を受けることができます。2年制大学で英語や現地での生活に慣れ、何を専攻するのか、どの大学に進むかをじっくり考えることもできるので、いきなり4年制大学に入るよりも、選択の幅が広がり希望の進路に進みやすいかもしれません。

「短大経由で4大進学」に興味のある方

今回の特集に興味をもたれた方は以下の説明会に参加されることをおすすめします。

※アメリカの大学に進学しよう!過去の連載を見る

3回/「条件付入学制度」

2回/「英検で進学」

1回/「奨学金で進学」

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