留学特集
2016.01.14

海外の学生に日本文化や日本語を教える日本語教師が人気!

最近、ただ「学ぶ」ことを目的とした留学ではなく、現地の人の中に溶け込み、現地の人に貢献したいと希望する人が増えています。その手段の一つとして注目を集めているのが、現地の学生に日本文化や日本語を教える日本語教師プログラム。日本人であるということを生かし、教えることを通して自分自身も学ぶことができると人気です。そこで、iiP-インターナショナル・インターンシップ・プログラムスの加藤絢子さんにご協力いただき、気になる仕事内容や資格などについてご紹介します。

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プロの日本語教師として授業を受け持つカレッジインターン

「将来的に日本語教師をめざしている方はもちろんですが、学生さんや教員の方、第二の人生を考えている方など、いろいろな方が参加していらっしゃいます。共通するのは、現地で生活し、海外の子どもと接したり、教育現場を見てみたいと思っていらっしゃること。日本語を教えることで自分も学ぶことを目的にしていらっしゃる方が多いですね」と教えてくれたのは、海外での日本語教師プログラムを多く手配しているiiP-インターナショナル・インターンシップ・プログラムスの加藤絢子さん。  iiPのプログラムの中でも、最近問い合わせが増えているのが、プロの日本語教師として大学や高校で教えるカレッジインターン。正規の授業を受け持ち、日本語を学ぶ学生たちに1学年間(9~12ヶ月間)日本文化や日本語を教えます。「教える授業数は学校によって異なりますが、週10コマ前後が一般的です。受け持つ学生数は大体10~30名くらい。カリキュラムは、学生のレベルに合わせて参加者の方ご自身で決めていただくことが多いですが、最初から完全に一人で授業を行う場合と、アシスタントから始め、慣れてから一人で授業を受け持つ場合があります。文法や言葉、会話などに比べ、文化紹介なども交えていることが多いようですね」。滞在は、基本的に学校が提供する寮やアパートでの一人暮らし。自炊が一般的ですが、寮では食堂を利用できる場合も。学校によっては、4年制大学卒業であることや、日本語教師検定試験合格や420時間の養成講座の修了、過去の経験、英語力などを求められることもあるそうです。

資格や経験不要で1週間から参加できるスクールインターン

興味はあっても特別な資格や教えた経験もないし、もう少し気楽に参加したいという人にお勧めなのが、スクールインターン。研修先の先生や生徒の家にホームステイしながら、現地の幼稚園や小学校、中学・高校で日本文化や日本語を教えます。「1日に2、3クラスを担当する方が多いようです。こちらもカリキュラムはご自分で決めていただくことがほとんどですが、大体、年齢が小さいお子さんには文化紹介を中心に、中学生や高校生には文化に加え、日本語や日本の生活などについても紹介する場合が多いようです。もちろん、幼稚園が良いのか、高校が良いのかなどの派遣先のご希望もお聞きしていますので、どんなことをやりたいのかに合わせてお選びいただくと良いと思います」。  学校では、「皆さん、何だかんだとご自分で進んでお手伝いされていることも多いようですね。生徒さん達と一緒にバスや電車で遠足について行ったり、クリスマスなどの年間行事も多いので、そのお手伝いなど、せっかくなので、いろいろ体験した方がおもしろいと思います」。学校にいる時間以外でも、平日のフリータイムのほとんどを授業の準備にかけている参加者が多いそうですが、その分、丸々2ヶ月の夏休みをはじめ、学校特有の長い休みのときにまとめて旅行を楽しんだりも。1週間から1年間まで好きな期間に参加できるので、有給休暇や夏休みを使っての参加というのも可能です。

今年のトレンドは教師・学生向けプログラムや英語圏以外

どちらのプログラムも、派遣先の国は参加者自身が希望を出しますが、「以前から人気の高かったアメリカやオセアニアに加え、最近では英語圏以外の国など、研修国が多岐に渡ってきたと感じています。例えばカレッジインターンでは、デンマークやタイ、中国、ハンガリーなど、派遣国が広がっています。」。基本的に学校内でも研修国の言語がベースになりますが、「中国ではある程度の中国語を求められますが、それ以外の国では、カレッジインターンなら日常会話に支障のない程度、目安として大体TOEICで650点以上の英語力があれば受け入れてくれることも多いですね。ただ、やはり少しでも現地の言葉はできた方が良いと思いますので、ご出発までにはある程度準備することをお勧めしています。そのため、iiPでは英語に加え、イタリア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語の電話での無料語学レッスンを開催。出発前に少しでも会話に慣れるようにサポートしているそうです。「ただ、特にヨーロッパでは、最近日本語のクラスを持つ大学や日本文化に興味を持っている人が増えています。今年は初めてブルガリアからも依頼があり、4月に出発される方がいらっしゃいます。また、9月からの参加者も引き続き募集しています。これまでに派遣実績のない国でも、ご希望があれば、ぜひご相談ください」。  もうひとつ、加藤さんが今年人気がでそうなプログラムとして紹介してくれたのが、教員や学生向けのプログラム。「教員向けの『海外教育交換プログラム』や、教職を履修している学生の方向けの『国際教育実習プログラム』では、例えば社会ならば、社会科の授業を現地で見学したり、場合によっては教壇に立ち、教えていただくこともできます。ほかにも、学生の方が春休みや夏休みなどを利用して参加できる『国際教育体験プログラム』への希望者も増えています。」  現地の学校で教え、教えることで自分も学ぶ、日本語教師プログラム。「ご希望に合わせて新しい研修先を探したりもしますので、実際にプロの教師をめざしている方も、教えるという体験をしてみたい方も、少しでも興味がありましたら、ぜひ一度お問い合わせください。一緒に可能性を探しましょう」。

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