留学特集
2016.01.12

研修後、就職につながる一流ホテルの海外インターンシップに注目

無給とはいえ実際に海外の企業で実務を経験できると、ここ最近、注目を集めているインターンシップ。その中でも一流ホテルでのインターンシップは、帰国後ホテルや旅行業に限らずさまざまな企業からその経験が高く評価されるなど、他業種でのインターンシップに比べ、その後のキャリアにもつながりやすくメリットも多いという理由から、参加者が増えているといいます。そこで今回は、観光産業に特化したトラベルジャーナルグループのトラジャルインターンシップ事業室で、海外インターンシップの手配やカウンセリングを担当している粂井レイラさんにご協力いただき、海外のホテル・インターンシップについてご紹介していきます。

「海外で仕事や生活をしてみたい」という夢を叶える海外インターンシップ

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「実は問い合わせていらっしゃる方のほとんどがホテルや旅行業での勤務経験なし、という方ばかりなんです。それどころか、インターンシップ自体考えていなかったという方も多いんですよ」と教えてくれたのは、トラジャルインターンシップ事業室の粂井さん。 「『海外に住んでみたい』という思いだけがあったという方もいて、『海外に住んでみたいけれど、どうしていいかわからない。そこで、いろいろと調べているうちに、どうやらインターンシップというのが安く長く滞在できそうだ』ということで説明会やカウンセリングに来られるんです。説明会でも『インターンシップって一体何ですか?』という方も結構多くて、いつも最初にその説明から入りますね。もちろん、『英語力をアップさせたい』とか、『英語を使って仕事をしてみたい』というしっかりした目的をもった方も多いんですよ」。 海外インターンシップの中でも、比較的経験を問わず、日本人が受け入れられやすいというホテル・インターン。「もちろん接客が好きということが第一条件にはなりますが、仕事をしながら覚えていくという気持ちさえあれば、特別な事前の準備もいりません。英語力が不安な方でも、ラジオや音楽などで少しずつ耳を慣らしておく程度で十分です。たとえ未経験での参加でも、ホテルというのは色々なお客様がいらっしゃいますし、やる気次第でフロントやレストラン、営業など、幅広い接客を学ぶことができるので、帰国後に別の仕事に就くとしても、その経験は充分に活かせると思いますよ」。 仕事はほとんどの場合、最初はフロント業務。「日本人客のケアを優先的にしながら、それ以外のお客様にも対応します。あとは希望すれば営業や予約、レストランでの案内など、数ヶ月単位で期間を区切って経験させてもらえることも多いですし、逆に何も言わなければ最後までフロントだけということもあるので、まさに自分次第です」。

お勧めはアジアでの一年間のホテル・インターン

研修先は、カウンセリングを元にリストの中から4~5件を提示、参加者自身の選択でホテルを選んだ後、電話インタビューを経て決定します。「第3希望まで出してもらいますが、大体第1か第2で決まります。一度だけ8回目でやっとということがありましたが、どこにも決まらなかったということは今まで一度もありませんね」。研修生といっても、仕事をするからにはそれなりの語学力は必要ですが、一概にどのレベルと言い切れないのが海外インターンシップです。「電話インタビューでは、ものすごく英語が流暢な人でも、小さい声でボソボソ話してダメという場合もありましたし、逆にできなくても明るく大きな声で答えたら受かったということもあります。とにかく『働きたい』という気持ちを表に出して、明るく元気に応じることが一番です」。 問合せの段階で一番希望が多いのは欧米でのインターンシップ。ところが、実際の研修先はアジアが圧倒的に多いそうです。「アジアといっても、研修先はアメリカ外資系のホテルが多いので、仕事では現地語ではなく英語を使いますし、仕事内容はまったく変わりません。また、欧米は政府観光局での研修が多いこともあって、ネイティブ並みの語学力を求めている所がほとんどですし、費用の点でも、欧米での半年間がアジアでの1年間よりも高いということもざらですね」。というのは、物価の違いももちろんのこと、住宅費や生活費も全て自己負担になる欧米に対し、アジアでは基本的に住居と食事は提供され、しかも研修先によってはお小遣いまでもらえることもあるからだそうです。また、余暇に現地語も習得すれば、研修修了後の就職活動などでもさらに有利に。「欧米ではしっかりとした自己主張が要求されることもありますが、アジアのホテルは優しく迎え入れてくれるところが多いので、自分から打ち解けて積極的に行動すれば、不慣れでも語学力がなくても優しく教えてくれますね」。

研修修了後は経験を生かしてキャリアアップ

参加者のほとんどが半年から1年間の滞在。「学生で、休みを使って2ヵ月間という方もいらっしゃいますが、お勧めは絶対1年間。参加者の方の話を聞いても、仕事に慣れるのに半年ほどかかるので、それ以下では慣れたか慣れないかで帰国になってしまいます」。1年間なら、そこで得た知識を生かしたり、さらに少し仕事を楽しむ余裕ももつことができるのだとか。就職の際にも1年間の経験は大きくアピールできそうです。 インターンシップ生を多く見ている粂井さんも、帰国後の就職活動の速さや積極性には驚くと言います。「弊社にも人材派遣の部署もあるのですが、ほとんどお手伝いをする必要もなく、皆さんどんどん決めていらっしゃいますね。インターンシップの経験から自信もつき、どう自分を売り込めば良いかを分かっている方が多いからでしょうね。出発前に比べて、ほとんどの方が積極的に明るくなります。もちろん、そのまま研修先に就職したり、現地でヘッドハンティングされて就職される方もいらっしゃいますよ」。すべての方がホテル関連の仕事に就くわけではないそうですが、海外での接客の経験を活かし、自分のやりたいことをしっかりと見据えてキャリアアップされている方が多いようです。 特別な資格や経験がなくても海外で実務を経験することができる海外インターンシップ。「今のところ欧米の研修先はほとんどが政府観光局や旅行会社で、逆にアジアはホテルばかり。これからは、その足りない所を増やしていきたいですね。それから、今まで日本人研修生を受け入れていなかった国の開拓もしていきます。実はもうすでにいくつかの魅力ある国の受け入れ企業からの打診も来ており、近いうちに発表できると思います」と粂井さん。これからますます選択肢も増え、おもしろくなりそうです。 ※ 取材協力・写真提供/ トラベルジャーナルグループ トラジャルインターンシップ事業室 粂井 レイラさん
※トラジャルインターンシップ事業室のプログラムは下記のプログラム一覧でもご覧いただけます。また、その他のホテルインターンプログラムもご紹介しています。各プログラムは無料で資料請求ができます。詳しい内容は資料でお確かめください。

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